「前開きの服が良いと聞いたけれど、種類がたくさんあって違いが分かりません」——せたがや介護によくいただくご相談です。前開きの衣類には大きめボタン、スナップボタン、ワンタッチテープ、ファスナーなどさまざまな種類があります。大切なのは、ご本人の身体の状態やお気持ちに合ったものを選ぶことです。
前開きを選ぶ目的:できることを続けること
介護は「できないことを補う」だけが目的ではありません。少しの工夫で「まだ自分で着替えられる」可能性が広がることがあります。留め具選びも「どれが一番楽か」ではなく「どなたに合っているか」という視点で考えたいものです。
大きめボタン
指でつまみやすく、留め外しがしやすいのが特徴。今までどおりボタンで着替えたい方に選ばれています。
斜めボタンホール
ボタンを通しやすく、片手でも留め外ししやすい仕様。大きめボタンと組み合わせるとさらに着替えやすくなります。
スナップボタン
押さえて留め、引っ張るだけで外せます。細かなボタン操作が減り、ご本人にも介助者にも負担が少なくなります。
ワンタッチテープ
面ファスナーを合わせるだけで留められ、指先の力をあまり使いません。洗濯時は面ファスナー同士を合わせて洗うと長持ちします。
隠れファスナー・ロングファスナー
見た目はボタンでも実際はファスナーで開閉するタイプ、肩が上がりにくい方向けのロングファスナータイプもあります。
迷われたらご相談ください
せたがや介護では、ご本人の身体の状態や「これからも自分で着替えたい」というお気持ちを伺いながら、一緒に衣類選びを考えています。
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